Device, Windows エミュレータ ( Qemu, DosBox, Bochs, Winlator )
@ Bochs で空のHDDイメージファイル(0hdd.img)を作る。 DosBox の HDD 規格。
A 0hdd.img を使って、QEmu(Windows)で、DOS, Windows95, NT4, Windows2000。 QEmu(Linux,Android)で、Windows2K,XP。
B DosBox で Windows95 を作成。 Bochs, lDosBox
C スマホに、Winlator3.2 をインストール。 ATCLCA(英字), SumatraPDF, Opera_11.00, 囲碁5
PC環境 Windows[XP, 8.1] or PuppyLinux_64b_日本語_HDD + QEmu[ setupqemuk70.exe or Qemu5.1.0 ]
Android-x86-[8.1, 9.0]_日本語_SDカード + Limbo-x86-6.0.apk
スマホ(arm) Android[8.1, 10] + *.apk * = Limbo-x86-6.0 or Winlator[3.0, 3.2]( Wine8.0.1 ) or
Winlator3.2 Mr.J Fix40,Fix41( Wine8.0.1 ) or Winlator7.0( Wine9.2 )
@
0hdd.img XPは、スタートボタン⇒プログラム⇒ Bochs *.* ⇒ Disk Image Creation Tool で作れるが、
bximage.exe を直接起動できる。( XP, 8.1 )
hd [Enter], flat[Enter], 500(MB)[Enter] 500.img[Enter] で Bochs ディレクトリに 500.img が作られる。
DosBox v0.74-3 マニュアルでは、[B/Sctr], [Sctr/Clstr], [全Clstr], [空Clstr] となっているが、
DosBox の実行画面では、 [B/Sctr], [Sctr/Cylndr], [Hd/Cylndr], [Cylndr] となっている。
512[B/Sctr], 63[Sctr/Cylndr], 16[Hd/Cylndr] が固定で、シリンダー制限が1024未満のようだ。
500×1024×1024÷[512×63×16]≒1015.873 なので、Bochs では 1015[Cylndr] となっている。
512MB では、1040[Cylndr] となる。
mount G D:\Data
imgmount 2 G:\500.img -t hdd -size 512,63,16,1015 -fs none # 0(A), 1(B), 2(C), 3(D) と -fs none はセット。
boot -l C or boot G:\OS.iso or boot G:\FD.img ( or imgmount A G:\FD.img -t floppy boot -l A )
A
QEmu7.0(Windows)は、書式を入力せずに作れるので、操作が簡単。
マウスはダブルクリックが不安定だが、3回クリックでも動作する。
PCエミュレータ画面とWindows画面の切り替えは、Ctrl+Alt 。
FD でスタートして、「再起動するので FD を抜いて下さい」のときは、
オレンジ色のボタンを押して終了し、FD 設定を空白にしてから、スタートボタンを押す。
既定設定での DOS[WIN3.1を含む] は、CDROM は使えないが FD は使える。 画面は、640×480 。
WIN3.1 は、ファイルの書き込み禁止のため、起動時にエラーがでる。
WINディレクトリの [ *.INI, *.GRP, WIN.COM, USERFONT.FON ] の書き込み禁止を解除する。
既定設定での Windows95 は、CDROM は使えるが FD は使えない。 画面は、800×600 まで。
WIN95 のメモリは 512MB 以下。 CPU 速度は約 1.8GHz 以下。
既定設定での NT4 は、CDROM と FD は使える。 画面は、1024×768 以上も可。
インストールするとき、マウスポインタにチェックを入れ、
インストール完了後に初めて起動するときは、VGA モードを選択する。
マウスポインタ設定で、どれかのデザインを選択して再起動し、通常モードで起動する。
最初から通常モードにすると、マウスポインタが見えない。チェックを入れ忘れたら他からコピーする。
起動時に Ctrl+Alt+Delete を要求するが、そのまま実行すると、Windows がログ画面になるので、
Ctrl+Alt の後に、起動後に現れる [Send CTRL+ALT+DEL]ボタン を押す。
既定設定での Windows2000 は、CDROM と FD は使える。 画面は、1024×768 以上も可。
hdd.img サイズ 1.5GB,2GB,3GB,4GB を試したが、サイズを増す毎に securityディレクトリにファイルが大量に増えるので、
容量不足のため、4GB になるまで Win2000 をインストールできなかった。
後から大量のファイルを削除して、十分な容量を確保できた。
QEmu5.1.0 (Linux,Android)
Virtualization Technology [BIOS] 設定できるPCが必要。
PuppyLinux の quickpet の Fossapup Updates を実行したら、
Useful にqemu が追加されたので、qemu-5.1.0-x86_64 をインストールした。
QEmu7.0(Windows)で作成の *.img が使用できるが、Bochs で作った 2GB.img を使って、Windows2000 をインストールした。
各Qemuの比較 [2024年6月]
[1] 86系PC(PuppyLinux_64b_HDD) + QEmu5.1.0 + Windows2000
[2] armスマホ(SD) + Limbo-x86-6.0.0.apk ( 28.24MB QEmu5.1.0 ) + Windows2000 ( ≠ arm-6.0.0 32.87MB )
[3] 86系PC(Android-x86_SD) + Limbo-x86-6.0.0.apk ( 28.24MB QEmu5.1.0 ) + Windows2000
[1]は、解像度 VGA(640*480pixel)、インターネット不可,COMポート不可。
[2]は、解像度 16bitColor 1024*768pixel Cirrus5446、インターネット[ PCNET PCI ],COMポート不可。
[3]は、解像度 16bitColor 1024*768pixel Cirrus5446、インターネット[ PCNET PCI ],COMポート不可。
[1]で、WindowsXP。 [ EnableKVM, -usb ]設定、解像度 32bitColor 1600*900pixel、インターネット不可,USB,COMポート外部接続不可。
[2][3]で、WindowsXP。 [ qemu(32,64), EnableMTTCG ]設定、
解像度 24bitColor 1024*768pixel ( 16b 1280*1024p )、インターネット不可,COMポート外部接続不可。
[2]は、遅く不安定。
Wine3.0(Puppy_日本語) と比較
Qemu外部とデータ交換が困難、COMポートが使えない、不安定、
文字検索で2Byte文字による位置のずれがない、使えるソフトが多い。
Winlator3.2(Mr.J) と比較
Qemu外部とデータ交換が困難、遅い、不安定、
データベース,Enterキーが使える、文字検索で位置のずれがない、使えるソフトが多い。
QEmuは、デバイスエミュレータなのだが、一部(インターネット等)が自動設定されていない。PCのドライバーの一部を試してみたが使用できなかった。
OSエミュレータのWineにはZドライブがあるのに、QEmuにはない。
入力は、CD(*.iso)データを変更して再書き込みし、OSの再起動が必要。 出力は、DドライブのHDD(*.img)にデータを保存、再起動しなくても反映する。
( 入力データはImgBurnで*.iso。出力データはUExtactで展開、2バイト文字名のフォルダやファイルはエラーになる。)
Wineの2バイト文字による障害やアイコン化できないのは、技術上ではなく、一部の赤系統によくある政治上の意図かもしれない。
( Windows標準のテキストボックスを使わないソフトの方が多く、テキストエディターの作成は、VBでは制限が多く、市販品等では使用しないようだ。
「白人なので普段2バイト文字は使わないし遅くなるし、WineはWindowsではないのだから修正する必要はない」なのかも知れない。)
Puppy以外の多くのLinuxは、キーボードや技術知識を重視し、操作性を軽視しているかもしれない。( 意固地? ) ( Puppyは、いい子ちゃん過ぎる?。)
インターネットの情報によると、Qemuに詳しければ速いらしいが、誰でも何時でも速くて安定ではない。
使用者の都合を入力すると、自動で設定が最適化され、Zドライブが追加されたら、すばらしいエミュレータになるのかもしれない。
( Qemuの絵のデザインは、アクティオに似ている。)
最近( 2024年11月 )、QEmu5.1.0(Linux)は、VT[BIOS]設定できないノートPCで、注意画面は出るが、使用できるようになった。VT有効に比べ、かなり遅くなる。
CPU使用率100%になり、操作できないときがあった。Windows終了ボタンを押したら、すぐにマウスポインタをQEmu領域から出したほうがいいかも知れない。
PuppyLinux使用時は、ATCLCの都合からすると、今のところ、テキスト編集はQEmu、その他はWine3.0 。スマホは、Winlator Mr.J Fix40 。
[ 2024年12月公開の四柱推命ソフト(4TSM.EXE)は、Qemu、Wine3.0、Winlator Mr.J Fix40 で正常動作する。]
Windows2000(Linux)で試したパラメータの一例。-vga cirrus -soundhw ac97 -usb
音が出るようになり、ビデオは 640*480 以上で使用できるようになった。
USBやCOMはドライバー設定されているが使用できなかった。
[ -rtc base=utc や -nic user,hostfwd=tcp::10022-:22 ]は、起動できるが効果なし。
[ -device pcnet ]は、AndroidPC_Limbo(Qemu)ではインターネットに接続(AMD PCNET..PCI..)できたが、
Linux_QEmuは、ドライバー設定(AMD PCNET..PCI..)だけで、インターネットに接続できなかった。
時刻に9時間の差(遅れ)が出ないように、-rtc base=utcを設定しても、インターネット接続後に起動しないと、有効にならない。
armスマホ_Limboは、-rtc base=utcをパラメータに設定しなくても、差は出ない。
-rtc base=localtime は、時刻がパソコンと同じになる。
B
DosBox は曖昧な書式を入力しなければならないので、ミスをしやすい。
約500MBまでなので、DOS[WIN3.1を含む] と Windows95 。
QEmu で作った NT4.img は、起動中にエラーが出て、起動完了しなかった。他の OS は起動した。
DosBox で OS に変更を加えると、QEmu でエラーになる事がある。
DosBox で作ったのは、 Windows95 。 QEmu ではエラーになった。[ EMM386設定 ]
既定設定での Windows95 は、FD は使えるが CDROM は使えない。 画面は、800×600 まで。
PCエミュレータ画面とWindows画面の切り替えは、Ctrl+F10 。
既成の hdd.img は、アンドロイド版の Bochs や lDosBox では起動しなかった。
lDosBox は書式練習用?。
Bochs は一回だけ起動したが、数時間たっても起動完了しなかった。
数分以内で完了する Windows版 QEmu とは条件が違いすぎるのかも知れないが、
10分たっても変化がなければ、他にしたほうがいいかも知れない。
C
Winlator3.2 の Wine8.0.1 は Windows7-64bit [ Windowsバージョンを 2003, 2008, XP〜10 に変更できる。]
Winlator3.0 まで、*.obb のインストールが自動ではなかったが、3.2 からは自動になった。( クリックは必要 )
ATCLCA(英字) は、データーベース , RS-232C 以外は、ほとんど使用できた。
Wine-3.0-Linux と比較すると、
アイコン化は可。 行数(>), 列数(∨)を示す指標位置は正常。
2バイト文字があっても、検索文字位置は正常。[96dpi]
「メモリ不足」エラー や「式が複雑すぎ」エラーは出ない。
テキストの編集以外では、Enterキーが使えない。
ダブルクリック以外に、スペースキーで代用できたときもあった。
スクロールは、使用できない。
arm スマホで、Windowsソフト動作 の実現は、素晴らしいが、操作し辛い。
SumatraPDF(英語モード), Netscape7.1(英語モード),
Opera_11.00(英語モード), OperaMail_1.0(英語モード), 囲碁5(英字モード)は、使用できた。
インストール不要のClamWinPortable(英語)は、安定動作しなかった。
MPC-HC は正常に動作しなかった。
Winlator7.0( Wine9.2 )(英語) は、codec8.4(.zip)をインストールすれば、インストール不要の MPC-HC(XP)で *.mp4 を再生できる。
Windows95 に設定できるようになったが、MDAC_TYP.EXE(日本語) はインストールできない。 Mr.J は、?。
Android-x86-8.1(9.0)_OS_PC(日本語)+Wine3.0(英語) は、MDAC_TYP.EXE(日本語)によって、データベースを使用できる。
( Winlator8.0( Wine9.2 )(英語) は、Enterキーが使用できるようになった。)
winecfg の DesktopIntegration,Item の *.Text で Font を設定できるが、
ブラウザ( Netscape7.1, Opera_11.00 )やメール( OperaMail_1.0 )以外は、
日本語に全くできないか、一部だけだった。( Notepad, Iexplore, DDWIN, ATCLC, 囲碁5, FFFTP )
囲碁5は、OS環境に応じて自動で英字と日本字に切り変わるが、
スタートメニューは日本字、本体は英字で、起動できなかった。直接 *.exe から起動させた。
言語切り替えプログラムが内蔵されていないソフトは、システムFontの一部を設定変更しただけでは日本語にはならない。
fossa64_lang_ja-r5.pet(PuppyLinux) のようなソフトが必要。
Unicode に移行時に一部、[ ANSI(全1B)/DBCS(英字1B(ASCII)or日本字等2B ) ⇔ Unicode(全2B) 自動変換 ]となった。 (ファイル処理,文字列処理)
ANSI/DBCSの例 [Windows3.1], [Windows95 API] Unicodeの例 [Windows95 OLE/COM], [WindowsNT API, OLE/COM]
英字だけの日本語ソフトは、英語環境で使用できる。DBCSの1B(ASCII)が英語(英数字記号)として処理される。
JISコードは、英語以外の漢字,記号を2Bで表現している。英語部分はASCIIとほぼ同じ。( 英語がダメならローマ字表現 )
WindowsNT以降も、Unicode統一規格にならず、言語問題が残った。
昔、米国製ビデオカードで障害が発生していた。斑点が出たり、にじみが出ていた。( Windows10 による障害とは別原因と思われる。)
Unicodeだけにして、古いデータやプログラムを変換した方が、対応が楽だった。
Windows販売時に、可変語バージョン一つで済む。各国語バージョンを作るより簡単なはず。
バイト数が2倍になるのが嫌なら、英語バージョン(全1B)と可変語バージョン(全2B)。
Winlator3.2 Mr.J Fix41.apk ( Wine8.0.1 )
Startメニューの SystemEnv.. から Wine 環境を日本語に設定できる。
SumatraPDF(日本語モード), Netscape7.1(日本語モード),
Opera_11.00(日本語モード), ATCLCA(英字) は正常動作した。
囲碁5, DDWIN, FFFTP, codec8.4(.zip), MPC-HC はインストールできなかった。
ClamWinPortable(英語)は、安定動作しなかった。
Mr.J Fix40 で、囲碁5, ClamWinPortable は、正常動作した。 C:\ でウイルスが発見されるときが多いかも知れない。
ATCLCA(英字) のテキストボックスとピクチャーボックスは、メニューかINIファイル(TFnNm,PFnNm)で変更して日本語を使用できる。
( 例 NotoSansJP-Medium.otf を Windows\Fonts にコピー。)
検索文字位置は、後方にずれる。
ATCLCAJ(日本語)を作成。( 2024年11月 )
ATCLCA(英字)は、ATCLCAE に名称変更。
スマホでの ATCLC 動画 Smrtph(Winlator).mp4
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